僕はずっと思っています。
僕はずっと思っています。
ハンバーガーって、
一番“雑に扱われてる料理”じゃないかって。
薄くして、強火で焼いて、
肉汁を外に流し続ける。
それを“ジューシー”って呼ぶのは、
正直、違うと思う。
—
本来、肉の旨味は
外に出すものじゃない。
中に留めて、落ち着かせて、
どこを食べても美味しい状態にするもの。
だから僕は、
ステーキと同じように焼く。
休ませる。ずらす。火を入れる。
何度も繰り返す。
正直、めんどくさいです。
でも、それをやらないと“料理”にならない。
—
3周年で、はっきり分かりました。
僕のハンバーガーは、
“みんなに好かれるもの”じゃない。
ソースやチーズでごまかすバーガーは、
お客さんを馬鹿にしているんじゃないか。
生産者を馬鹿にしているんじゃないか。
僕はそういうことはできません。
それをするなら、料理人なんてやっていません。
—
肉は肉で味わってほしい。
パンはパンで感じてほしい。
野菜はそのまま味わってほしい。
和食の焼き魚に、ソースはいらない。
本当にいい魚は塩だけで十分。
それと同じです。
—
生産者が本気で作った食材に、
余計なことはしたくない。
ごまかす必要がないから。
—
だから、このハンバーガーは
全員にウケるものじゃない。
でも、“ちゃんとしたものを食べたい人”には
必ず届くと思っています。
—
これはファストフードじゃない。
3年かけて辿り着いた、
僕の答えです。
—
一度でいいです。
食べに来てください。
「ハンバーガーって、こういうことか」
そう思ってもらえたら、それで十分です。
